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__NOTOC__ 二上山(ふたがみやま〔、ふたかみやま〔)は、鳥取県岩美郡岩美町にある山。標高330m。中国百名山の一つ。 かつて式内社の「二上神社」があったとされる。中世には二上山城が築かれ、因幡国守護の山名氏の本拠地だった〔〔。 山頂付近は「一の平(なる)」と称する平地になっているが、これは築城の際に山頂が削られたためである。一の平の周囲を囲む石垣が遺されているほか、山中には曲輪や「壇」「二の平」など城の遺構が散在し、「二上山城跡」として鳥取県が史跡に指定している〔〔〔。 山裾からは30件余りの古墳が見つかっており、このうち「高野坂古墳」が保存のため移設されて公園になっている。中腹を走る広域農道から登山道が整備されており、往路1時間弱で山頂に至る〔〔。 ==山名== いまの山の名前は、南北朝時代の文和年間(1352年 - 1355年)に山名時氏が山頂に城を築いて「二上山城」と号したことから、この山を「二上山」と呼ぶようになったものとされている〔〔。 それ以前の呼称については諸説ある。 *「二上山」という山名は一般的に2つの頂がある山につけられるような名称だが、この山はそのような形をしていない。二上山の北西隣にある立岩山が2つの頂をもっており、元来「二上山」はいまの立岩山を指す名前だった。山名氏が城を築いた際に、近くの「二上山」から名をとったものが、いつのまにかこの山を「二上山」と呼ぶようになったもの〔。「二上山」の名称は「2つの山をペアで呼んだもの」と解釈し、いまの立岩山と二上山の総称だったとする説もある〔。 *史料によっては「二神山」と表記されることもある。本来の山名は「二神山」だったとする説があり、江戸時代の『因幡志』もこの説をとっている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二上山 (鳥取県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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